家具作りのこと

当工房では、合板や集成材ではなく「無垢材」と呼ばれる、丸太を板に製材・乾燥させた木をそのまま利用して、天然木本来の良さを感じることのできる、木の家具や小物を制作しています。

木と木の接合は、箇所によりビスやボルト(強度などを考慮)は使いますが、基本的には、ホゾとほぞ穴を作る木組みで行っています。

塗装は、オイルフィニッシュと言われる、家具の表面を完全にコーティングするのではなく、木の呼吸を止めずに、木本来の質感を楽しめる仕上げを基本としています。
その分、汚れは徐々についていきますが、丁寧にメンテナンスしながら使って頂くことで、その汚れが味となり、年々、愛着を感じる家具となっていきます。

無垢の家具の良さは、使えば使うほど味わいが増し、一生モノの家具としてお使い頂けることです。

また、想いとして、丁寧に作らせてもらった無垢の家具(木のモノ)に日頃から触れて頂くことで、モノを大切にする心、人を大切にする心、自然を大切にする心を、(自分も含め)育んで頂けたらと思っております。

 

材木のこと

使用する材木は、主に国産材の、栗をはじめ、山桜、クルミ、ケヤキなどの広葉樹が中心です。
一般的に出回っている無垢の家具は、海外からの輸入材が多いですが、わざわざ遠いところから運んできた材料ではなく、地産地生産というのでしょうか、、、日本で育った木を使って、基本は制作したいと思っています。

ただ、それだけに固執せず、必要に応じて、ブラックウォルナットやアメリカンチェリーなど輸入材での制作も行っています。

 

金額について

ご希望をお伝えいただきましたら、お見積りを出させて頂きますので、お気軽にご連絡ください。

 

お打合せについて

お客様のご都合や距離に応じて、電話・メール・ご訪問により、図面や画像・サンプル材や実際の家具などを見て頂きながら、お打合せさせて頂きます。

 

納期について

その時の制作状況等にもよりますが、ご注文から少なくとも2~3ヶ月は頂いております。